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この記事ではYouTube動画が完成するまでに必要な、構成・撮影編集・ナレーションが大体いくら位で依頼できるのかをまとめています。
今や誰でも簡単にチャンネルを運営できるYouTubeですが、マネタイズ目的や自社のPRのためにゼロから始めるのは大変。実は、大きな動画チャンネルは完成するまでの工程を外注化している企業も多いです。
自社にあったスタイルでYouTubeチャンネルをかしこく運営しましょう。
目次
YouTube動画の制作工程
まずは、動画が完成するまでの大体の流れを把握しましょう。
①チャンネルの目的を考えて開設
②構成を練りシナリオを書く
③動画を作成する
④ナレーションを収録
⑤動画編集
この工程の中で、自社ではできない物を外注して依頼する形となります。さっそく費用相場を見ていきましょう。
YouTubeの構成・シナリオを依頼 費用は?
動画を撮影する前に必要なのが、どんな動画を撮影するかを考える作業です。簡単なように思えますが、外部に動画作成を委託する場合はこの作業がとても重要!納品物が自分たちの意図に沿っているかどうかがかかってきます。
構成を依頼する
実写動画では構成や流れを決めてから動画の撮影が始まります。
この作業を外注する場合は、作ってほしい動画のテーマを伝えて構成を依頼しましょう。実写動画の撮影を仕事にしているクリエイターチームは、構成までもできることが多いので見積時に聞いてみてください。
何分程度の動画にするのかも重要なポイントです。マネタイズ目的なら、現在は8分以上の動画。自社のPRならば、途中離脱を防ぐためにあまりダラダラとならない5分以下の長さが推奨されています。
シナリオを依頼する
実写動画と違い、漫画動画や解説動画にはシナリオが必要となります。シナリオを先に作ってから、それに合わせてイラストやアニメーションを作成する順番です。
シナリオの書き方にはト書き(説明)や会話などの種類があり、人によってト書き部分を長く書く人も。
なので、文字単価での支払いにすると書き方次第で単価が上がってしまう可能性も!シナリオを委託する場合は、1本あたり〇円で契約するのがおすすめです。
1分辺りに300文字程度のセリフが聞き取りやすいスピードとなので、平均的な10分動画の場合は喋らないシーンも想定してセリフ2500文字を目安に依頼しましょう。クラウドソーシングサイトの目安は、2500文字の1本あたりで5000円程度です。
有名なシナリオライターになればなるほど希望する単価が上がり、1本当たり1万円やそれ以上が必要となるケースも。
また、継続的にお願いする場合視聴数に合わせてのインセンティブ制度を使えば初期投資はセリフ1文字1円、視聴者数に合わせて高品質なシナリオができた時には報酬を増やす手段もあります。
YouTubeの動画撮影&編集を依頼 費用は?
シナリオ・構成が決まったらやっと動画の撮影です。実写動画の撮影は使う機材や人数によって大きく予算が異なります。簡単なアニメーション動画、静止イラストの場合は、大体の相場観がクラウドソーシングサイトからわかるでしょう。
実写映像を依頼
商品の使用状況や料理動画など、一般の人がスマホで撮った動画素材が欲しい場合は10分程度で1000円程度と比較的安価です。ただし、10分の動画が全てそのまま使えるクオリティとはならないので、編集して短くしたり、複数の動画を組み合わせることを想定してください。
テレビ番組のようなハイクオリティな動画を望むなら、制作会社に依頼するのも手です。制作会社はとてもたくさんありますが自社で撮影をお願いしたいならば、交通費がかからない近くにある制作会社に依頼するとお安く済みますし、打ち合わせもしやすいです。
・3分程度の動画30万円(撮影に1日にかかる)
・5分程度の動画で10万円(撮影は2時間)
・10分程度の動画で15万円(撮影は2時間半)
・1分程度の動画で100万円(撮影に大人数を動員など)
実写映像は分刻みで単価が倍になるわけではありません。撮影時間や人件費によって金額が大きく変わるので注意が必要です。
アニメーションを依頼
アニメーション動画にはいくつかの種類があります。
・スライドショー
複数の静止画を組み合わせて作るタイプで安価
スライドショーの枚数により単価が異なる
・オリジナル漫画動画
1コマずつオリジナルイラストを静止画で作成
1ページあたり3000円程度、約5分の動画で20ページほど必要
綺麗なイラストを求める場合桁が変わる
・モーショングラフィックス
最もポピュラーなアニメーション動画
ソフトのイラスト素材で作る場合は5分の動画で1万円程度
オリジナルイラスト素材を作る場合は5分で10万円程度
オリジナル素材をどれだけ利用するかで値段の幅が拡がる
・フルアニメーション
テレビアニメのような動画で単価が高額に
数分の作品でも100万円以上の予算が必要になる
撮影後の編集作業は?
映像や素材を依頼しても、そのままYouTubeに使える訳ではありません。動画の編集をして、希望の分数に編集をする作業や字幕を入れる作業があります。
大体の映像クリエイターは動画編集ソフトを使っているため、最初から編集も込みで完成形を納品してもらうことができます。
しかし静止イラストを依頼するなら、後から動画編集ソフトを使って動画にするパターンが一般的です。イラストレーターや漫画家として仕事を受けた場合、動画編集は範囲外となり
「イラストは書けるけど、動画の編集まではできない」人と、「イラストも書けて、動画の編集もできる」人を比べたら明らかに前者の方が多いので、選択肢が拡がります。
タイミングに合わせての文字入れと、静止画を組み合わせ作業は自身でおこなうことで安く仕上がります。
動画の編集を自社で行う場合はこちらの記事も合わせてご覧ください。
YouTubeのナレーションを依頼 費用は?
セリフが無い動画の場合、閲覧者が音だけを聞いて別作業をしたい時は離脱されてしまいます。そこで必要なのがナレーション。
スタジオが必要で高単価になると思われがちなナレーションですが、現在は自宅で録音できる機材を持ったナレーターも多く、比較的安価で依頼することができます。
アマチュアにナレーションを依頼
クラウドソーシングサイトでは、1文字あたり1円~3円の契約がポピュラーです。募集をすれば、かなりの人数から応募が殺到することもあります。
ただし専用のマイクを使っている人から、実はスマートフォンで録音している人もいるので注意が必要!契約者選定の際には納品前にサンプルボイスを提出してもらい、どの程度の音質で納品できるのかを確認してください。
プロにナレーションを依頼
「テレビで聞いたことのある声」を求めるならば、プロのナレーターに依頼をしましょう。プロナレーターの場合はクラウドソーシングサイトではなく事務所や個人HPから依頼をするのが確実。
デメリットがあるとすれば、金額が高くなることです。何本も動画を作っていこうと思っているのなら、全てに高単価のナレーターを使うのは費用がかかってしまいますね。
宅録で500文字5,000円や、スタジオ録音で500文字15,000円、10秒で1万円など、依頼するプロによって金額はさまざまです。
YouTube動画外注の見積はランサーユニットへ
動画を外注する費用について紹介しましたが、一つの作業ずつ募集をかけるのは大変ですよね。フリーランスへの委託は、納品時のトラブルや金銭のトラブルが生まれることも!
途中でクリエイターを変えた場合チャンネルのイメージが変わってしまう可能性もあります。そのたびに解決へ時間を使い、新しい人材を探す手間が生まれるのはもったいない。
「じゃあ、どうやって依頼すれば安心なの?」「制作会社に頼むしかないの?」
そう思った方は、安心してください。
身元がはっきりとしフリーランスを、ランサーユニットでご紹介できます。数多くの人材の中から、依頼にあったフリーランスのクリエイターチームを作ることが可能です。
まずは無料相談へお気軽にお問い合わせください。