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初めてホームページ制作を依頼する人の中には、どのような流れで進んでいくのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、初めてホームページの制作を依頼をする方向けに、専門用語を使わず、依頼の流れや仕方をわかりやすく解説していきます。
ホームページの制作依頼は、依頼したら全て相手に丸投げというわけにはいきません。そこで、依頼の流れだけでなく依頼する側がやるべきことも併せて紹介していきます。
目次
ホームページ制作の依頼をする時の3つの注意点
・依頼前にホームページのゴールを決めておく
・制作先の選定は担当者とのフィーリングも重要
・ホームページの仕上がりは最初の設計で決まる
ホームページの制作依頼をする時、重要なのは上記3つです。
それぞれ詳しく解説していきます。
依頼前にホームページのゴールを決めておく
ホームページのゴールとは、ホームページを作る目的、目標のことです。
ホームページのゴールは人や企業によってさまざまです。
例えば商品をその場で買ってもらうのがゴールなのか、それとも問い合わせをしてもらうことなのか、認知度を上げるためのものなのか。
ホームページの制作は、このゴールから逆算して設計・制作をしていくものです。
そのため途中で目標がぶれないよう、しっかりとあらかじめゴールを決めておきましょう。
制作先の選定は担当者とのフィーリングが重要
ホームページの制作は制作者と依頼者、双方で協力しながらより良いものを作り上げていくものです。
依頼側のイメージをしっかりとくみ取り、提案してくれる担当者に出会えれば、それだけでより良いゴールに一歩近づけます。
制作先の選定はもちろん見積金額も重要ですが、一番は目標を達成するために質の良いサイトを作ってもらえるかどうか。同じ目線で話しをしてくれる人、わからないことをしっかり説明してくれる人が、コミュニケーションを取りやすくて良いですね。
ホームページの仕上がり最初の設計で決まる
ホームページの制作は、ホームページ(Webサイト)のデザインが重要だと思っている方も多いですが、実際は最初に行うサイトの設計が重要です。
つい、「早くデザインを見てみたい」と、設計段階での確認をおろそかにしてしまう方もいらっしゃいますが、最初が肝心!入れたい情報が抜けもれなく入っているかなど、しっかり確認してくださいね。
ホームページ制作依頼の流れ
ホームページの制作を依頼の流れは、大きく分けて下記8つの流れになります。
①問い合わせ
②見積り依頼
③申込み
④サイト設計
⑤制作
⑥確認
⑦公開
⑧運用・保守・メンテナンス
ホームページ制作依頼の問い合わせから公開までの期間は、サイトのp規模にもよりますが2~4ヶ月が目安です。
上記依頼の流れの中で、依頼者サイドがやるべきことや注意すべきことを解説していきます。
依頼の流れ①|問い合わせ
ホームページの制作を制作会社に依頼するのか、フリーランスに依頼するのかで少し方法が違います。
制作会社ならば電話、または会社のHPから問い合わせ。フリーランスに依頼するならば、知り合いの紹介やクラウドソーシング等での人探しが基本です。また、ランサーユニットでもフリーランスを紹介しています。
まず、「こういったホームページを作りたい」と先方に伝え、どのような提案をしてもらえるか確認しましょう。
専門用語が多くてわからない場合は、質問をしてみて、わかりやすく説明してくれるか?もポイントです。
ただホームページを作るだけでなく、自社にとってプラスになる提案をしてくれるような相手が見つかると良いですね。
問い合わせは、比較するために2~3社は行うようにしましょう。
依頼の流れ②|見積り依頼
ホームページ制作依頼の問い合わせをして、どのようなサイトを作っていくかすり合わせが出来たら、次は見積りを依頼しましょう。
見積りをもらったら特に確認すべきことは、下記2点です。
・追加で料金が発生することはあるのか
・追加料金が発生するのはどのような場合か
制作を進めていく中で、「追加でこういう機能もプラスしてもらおう」となることは多々あります。
その結果、見積りの時よりも費用がかさんでしまうことはよくあることなので、事前に確認しておくと安心です。
また問い合わせ同様、見積りは複数社からもらって比較し、より良い会社に依頼しましょう。
【参考記事】ホームページ作成を依頼!費用の相場はどのくらい?
依頼の流れ③|申込み
ホームページ制作の依頼先が決まったら、次は申込(契約)です。
フリーランスと直接契約の場合、口約束で進める人もいますが、必ず契約書を交わしましょう。
また契約時に着手金が必要になるケースもありますので、事前に確認しておきましょう。
依頼の流れ④|サイト設計
ホームページ制作依頼の流れの中で、一番重要なのがサイト設計です。
どんな人に向けたホームページなのか、ホームページでどのようなことを成し遂げたいのかなどを基に、サイトのデザインだけでなくサイト全体のページや動線を、デザイナーと一緒に考えながら進めていきます。
また、ホームページ完成後に自身で運営をしていく場合は、管理しやすいように作ってもらうことも重要です。
予算や技術的に出来ないこともあるかもしれませんが、まずは希望と要望を制作サイドに伝えサイトの設計が出来上がったら、構成の確認も念入りに行いましょう。
依頼の流れ⑤|制作
サイト設計が完了すれば、いよいよ制作がスタートします。
ホームページにのせる原稿や写真素材などは、発注側から提出することも多いので、期日までに提出するようにしましょう。原稿作成を全ておまかせする場合は、その分の費用が発生しますので、契約前に相談しておきましょう。
制作中には、確認依頼が都度発生しますので丁寧に対応していきましょう。
依頼の流れ⑥|確認
ホームページの制作が終わったら確認を行い、修正箇所を修正していきます。
この修正には回数制限をしている制作会社も多くありますので、制限回数内で収まるよう、修正の依頼は相手がイメージしやすいように、しっかりと伝えていきましょう。
依頼の流れ⑦|公開
ホームページが完成したら、いよいよ公開です。しかし、ホームページは公開したらそこで終わりではありません。そこからがスタートです。
基本的には、納品のタイミングで支払いが発生します。場合によっては、前払いや着手金が発生するケースもありますので、あらかじめ確認しておきましょう。
依頼の流れ⑧|運用・保守・メンテナンス
ホームページは、公開したらすぐにたくさんの人がサイトに訪れてくれるわけではありません。
公開後は集客やアクセス解析、コンテンツの更新などを行う必要があり、全く知識がない方だと、自分で運用していくのは難しいかもしれません。
そのためホームページの制作を依頼する際に併せて運用までお願いするか、別にホームページの運用をしてくれる人を探すとよいでしょう。
まとめ|ホームページの制作依頼の流れ
最後にホームページの制作依頼の流れをまとめます。
①問い合わせ
②見積り依頼
③申込み
④サイト設計
⑤制作
⑥確認
⑦公開
⑧運用・保守・メンテナンス
ホームページを依頼する側は、専門的な知識がなくても全く問題ありません。
同じ目線で、わかりやすく提案してくれる担当者を探し、実際に依頼していきましょう。