この記事は5分で読めます
『即戦力になるWebデザイナー経験者を募集したい』
そのように考えている企業は多いです。近年Webデザイナー志望の人は増えていますが、Webデザイナー経験者の募集は簡単とは言えません。
本記事ではWebデザイナー経験者の採用について、市場の現状と即戦力となるWebデザイナーの募集方法について紹介していきます。
目次
Webデザイナー(経験者)の募集の現状
・Webデザイナー志望の未経験者は多い
・経験のあるWebデザイナーは集まりにくい
・Webデザイン経験者がいても自社のテイストに合うかが問題
Webデザイナー経験者の募集の現状は上記です。経験のあるWebデザイナーを募集する前にそれぞれの課題を把握しておきましょう。
Webデザイナー志望の未経験者は多い
近年、インターネットの普及率は2000年の37.1%から2019年の89.8%まで上がり、Webデザイナーの仕事もWebデザイナーを志望する人も増えています。
(参考データ:総務省より、2000年https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nd111120.html)
しかし、Webデザイナーは営業や事務職と違い技術職。技術を身に付けるには専門学校やスクールに通う人がほとんどです。
しかし専門学校やスクールの卒業生は紹介で就職先が決まっていく人が多く、結果的に採用市場にはスキルの低い未経験者が溢れています。
また企業側としても、Webデザイナーをゼロから育てていくのはとても教育コストがかかってしまうため敬遠しがち。このように経験があるWebデザイナーの募集は、需要と供給のバランスが上手く取れていないのが現状と言えるでしょう。
経験のあるWebデザイナーは集まりにくい
市場に未経験のWebデザイナー志望が多いことはわかりましたが、Webデザイン経験者はどこへ行ってしまったのでしょうか?
これは会社に雇われたWebデザイナーが技術職のわりに給与が低く、労働時間が長くなりやすいのに原因があります。そのため、経験を積んだWebデザイナーたちの多くは、別の会社へ転職するのではなく独立の道を選ぶ傾向に。
フリーランスのWebデザイナーになれば、営業が必要ですが直接取引になるため収入が増え、時間も自身でコントロールできるからです。
Webデザイナー経験者の募集はこのような理由で集まりにくいため、どの企業も採用が難航して間口を広げるために『未経験者も可』としているところが多いですよね。
Webデザイン経験者がいても自社のテイストに合うかが問題
経験のあるWebデザイナーは独立してフリーランスになる人だけではなく、転職をするケースももちろんあります。
しかしWebデザイナーにも得意なテイスト・苦手なテイストとあり、BtoBのサイトデザインが得意な人・BtoCのサイトデザインが得意な人・LP制作が得意な人などさまざまです。
募集をするならオールラウンダーなWebデザイナーが理想ですが、何でもこなせるデザイナーは条件が高く好待遇を用意できないと採用は難しいでしょう。
Webデザイナー経験者を募集する際は、”こういったWebデザインができる人”とターゲットを明確にしておくと採用後のミスマッチが防げます。
経験者のWebデザイナーの募集方法
Webデザイナー経験者を採用することは簡単ではありませんが、絶対に無理というわけでもありません。ちょっとした工夫で即戦力の採用に近づくことができますので、その方法を紹介していきます。
応募者側のメリットを考える
Webデザイナー経験者が転職する理由は大きく分けて下記3つです。
・職場への不満(給与・評価・待遇)
・スキルアップのため
・自分が作りたいものが作れない
では上記を踏まえて応募者側のメリットと伝え方を考えてみましょう。
・給与や昇給の実績例を掲載
・賞与の支給実績を●ヶ月分支給などと掲載
・人事評価をどのように行っているか具体的に掲載
・働く時間や場所に融通が利くならそれをアピール
・主に制作してもらうものや身に付くスキルをアピール
転職活動をしている人は何かしら事情を抱えている人がほとんどなので、それを払拭し魅力を感じる職場でなければ人は集まりません。
募集側は選考する立場にいますが、採用が厳しいWebデザイナー経験者の場合まずは選んでもらう側にいるのです。
Webデザイナー経験者を募集する前に、今一度自社で働く魅力やメリットを洗い出しておきましょう。
独学の未経験者も採用候補に入れる
即戦力のWebデザイナーを募集する場合、全くの未経験者は選考にも値しないかと思います。ですが独学で勉強をして1人でWebページを制作し、ポートフォリオまで準備できているような人は選考候補に入れてみては?
最近は副業ブームなこともあり、企業での業務は未経験でもクラウドソーシングで制作経験のある人もいます。なので『未経験でも1人でゼロからWebページ制作経験がある人も可』で募集することもぜひ検討してみてください。
Webデザイナーを見つけるならランサーユニットへ
Webデザイナー経験者の採用は現状売り手市場のため、フリーランスに業務委託することも視野に入れてみましょう。優秀なWebデザイナーはフリーランスとして独立している人も多いため、社員として雇い入れるには難しいような人材に制作をお願いできる可能性があります。
ランサーユニットなら経験豊富なフリーのWebデザイナーが多数在籍していますので、フリーランスのWebデザイナーをどのように探せばいいかお困りの方は、ぜひ一度お問い合わせください。